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タイタンの戦い (1981年の映画) : ミニ英和和英辞書
タイタンの戦い (1981年の映画)[たいたんのたたかい]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [いくさ]
 【名詞】 1. war 2. battle 3. campaign 4. fight 
戦い : [たたかい]
 【名詞】 1. battle 2. fight 3. struggle 4. conflict 
: [ねん, とし]
  1. (n-adv,n) year 2. age 
映画 : [えいが]
 【名詞】 1. movie 2. film 
: [かく, が]
 【名詞】 1. stroke 

タイタンの戦い (1981年の映画) : ウィキペディア日本語版
タイタンの戦い (1981年の映画)[たいたんのたたかい]

タイタンの戦い』(タイタンのたたかい、原題: ''Clash of the Titans'')は、1981年アメリカ合衆国のチャールズ・H・シュニーア・プロが製作したファンタジー映画
ダイナメーションの巨匠レイ・ハリーハウゼン最後の劇場用作品。題材がハリーハウゼンの出世作となった『アルゴ探検隊の大冒険』と同じギリシャ神話であるが、本作は同作品の続編映画として企画されていた。
== ストーリー ==
ギリシャ神話の時代、大神ゼウスの血を受けて生まれた英雄ペルセウスが、王女アンドロメダを守るため、神々に助けられながら獣人カリボス、蛇女メデューサ、大海獣クラーケンらを相手に大冒険を繰り広げる。
アルゴスの王アクリシオス(ドナルド・ヒューストン)は娘ダナエ(ヴィダ・テイラー)の美しさに憂慮し、彼女を幽閉する。ゼウス(ローレンス・オリヴィエ)が彼女を妊娠させ、アクリシオスはダナエと生まれたばかりの男児であるペルセウスを木棺に閉じ込め海に流す。報復としてゼウスはアクリシオスを殺し、ポセイドン(ジャック・グウィリム)にアルゴスを崩壊させるためにタイタンの生き残りである巨大な海の怪物クラーケンを放つよう要請する。その頃ダナエとペルセウスは無事にセリーポス島に流れ着き、ペルセウスはそこで成長する。
海の女神テティス(マギー・スミス)の息子カリボス(ニール・マッカーシー)は王妃カシオペア(シアン・フィリップス)の娘である王女アンドロメダ(ジュディ・バウカー)と婚約しており、ヤッファの裕福な家の相続人でもある。しかし彼は泉を枯らして荒れた沼地にするだけでなく、ペガサス以外のゼウスの神聖な飛ぶ馬を殺してしまう。彼を罰するため、ゼウスはカリボスを醜い怪物の姿に変え、追放する。この復讐のため、テティスはペルセウス(ハリー・ハムリン)をセリーポス島からヤッファにある使われていない円形競技場に移動させる。彼はそこで老詩人アモン(バージェス・メレディス)と友達になり、アンドロメダが呪われており、求婚者が謎を解けない限り彼女は結婚できず、謎を解けなかった者は焼き殺されることを知る。ゼウスは息子であるペルセウスを助けるため、アテナ(スーザン・フリートウッド)から被ると全身が透明になるヘルメット、アフロディーテ(ウルスラ・アンドレス)から魔法の剣、ヘラ(クレア・ブルーム)から盾を送る。ヘルメットを被ったペルセウスはペガサスを捕まえ、次の謎を知るためにアンドロメダの行く先を追う。ペルセウスはカリボスに殺されそうになるが、ペルセウスはカリボスの腕を切り落とし、なんとか逃れる。しかしこの時ヘルメットをなくす。
ペルセウスは求婚者となり、謎を解いてカリボスの腕を差し出し、アンドロメダと結婚することとなる。カリボスはテティスに会いに行くが、テティスはペルセウスに反対することはできないが、その代わりヤッファに復讐をすると語る。結婚式で王妃カシオペアはアンドロメダの美しさとテティスを比較してしまい、これを聞いたテティスはその直後、ヤッファの崩壊を阻止したいならばアンドロメダをクラーケンの生贄となることを要求する。
ペルセウスはクラーケンを倒す方法を考えるが、その間にペガサスがカリボスとその一味に捕まってしまう。ゼウスはアテナにフクロウのブーボをペルセウスに与えるよう命令するが、代わりにヘーパイストス(パット・ローチ)に機械仕掛けのブーボのレプリカを作らせペルセウスに与える。ブーボは地獄の魔女(フローラ・ロブソンアンナ・マナハンフリーダ・ジャクソン)の居場所まで道案内をする。ペルセウスはブーボを使って彼女達の魔法の目を手に入れて脅し、クラーケンを倒す唯一の方法は冥界の端にある島に住むゴルゴン三姉妹の1人であるメデューサの頭を使うことだと知る。
ゴルゴンの島でペルセウスは仲間の1人を殺した、メデューサ所有の2つ頭の番犬ディオスキロスを殺す。他の2人の仲間はメデューサと対決して殺される。ペルセウスはメデューサを惑わすため、鏡のように映るの裏を使い、彼女の首を切り落とし、その首を収容する。しかし彼の盾は彼女の血により溶けてしまう。ペルセウスとその仲間が帰ろうとするところにカリボスが現れてメデューサの首の入った袋に穴をあけ、彼女の血から巨大なサソリが作り出される。仲間のほとんどが亡くなったが、ペルセウスは最後のサソリを殺し、その直後にカリボスも殺す。
闘争で弱ったペルセウスはブーボを使いペガサスを呼び寄せる。ペルセウスはヤッファの円形競技場にたどり着くが、過労により意識を失い倒れてしまう。クラーケンが檻から出される前にゼウスはペルセウスに力を与える。アンドロメダがヤッファ郊外の海岸に手かせ足かせをかけられ、ブーボがクラーケンの周りを旋回して気をそらさせ、ペガサスに乗ったペルセウスが登場する。続く戦いではブーボとペルセウスがメデューサの頭をクラーケンに向けて石に変え、アンドロメダの拘束を解く。
神々はペルセウスとアンドロメダが幸福に暮らし、思慮深く国を統治し、子に恵まれることを予見し、ゼウスは神々にこれ以上彼らに復讐することを禁じた。ペルセウス座アンドロメダ座ペガスス座カシオペヤ座星座は彼らに敬意を表し名付けられた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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